加治丘陵

豊かな自然が残る里山
360度のパノラマが圧巻
桜山展望台


加治丘陵 桜山展望台
入間市ホームページ
入間市大字下谷ケ貫925番地8
問合せ:TEL:04-2964-1111
(入間市市役所環境経済部みどりの課)
利用時間
4月から9月まで:午前9時から午後5時30分まで
10月から3月まで:午前9時から午後4時30分まで
年中無休
交通
JR八高線金子駅下車 徒歩 約2.5キロ
西武池袋線仏子駅下車 徒歩 約3キロ
西武池袋線入間市駅下車 バス 「河辺駅北口」、
「東青梅駅」行き他 中神バス停下車 600メートル

豊かな自然が残る里山

 加治丘陵は、関東平野と奥武蔵の山々との境にある入間市の丘陵で、標高の一番高い所でも200㍍足らず。北には入間川が流れ、南側の大地は広大な茶畑が広がる豊かな自然が残る里山だ。なだらかな稜線には遊歩道が整備されていて、この季節はコナラ等の葉も落ちるので、冬のやわらかい陽を浴びながら落ち葉を踏みしめのんびりと散策するには最適だ。
桜山展望台は、この丘陵のほぼ中央に位置する展望台で、入間市市政施行20周年を記念して建設された。富士山や都内の高層ビル群、丹沢・奥多摩・奥武蔵・筑波山など関東平野を取り巻く山々などが一望できる。360度のパノラマはまさに圧巻で、特に空気の澄んだ冬はおすすめだ。普段は日の出の時間は利用できないが、元旦の朝は特別に解放され、「新年初日の出の集い」が開催される。甘酒や狭山茶の無料配布などもあるので、初日を拝みに出掛けてみてはいかがだろう。

童話の世界、ムーミン谷

 桜山展望台から北へ入間川方面に下ると「あけぼの子どもの森公園」通称「ムーミン谷」がある。フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン童話」をモチーフに、ムーミン屋敷や森の家、小川など、童話の世界が自然を巧みに利用して再現されている。大人でも夢中になれるファンタジーな場所だ。

桜山展望台から南西方向を望む
中央に見えるのは富士山、手前は高尾山、丹沢の山々
桜山展望台から北方向(飯能方面)を望む
あけぼの子どもの森公園 「きのこの家」
 ※2017年1月中旬まで内部の公開は中止
埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
問合せ:℡042-972-7711
開園時間:午前9時~午後5時
休園日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
年末年始(12月28日~1月4日)
入園料:無料
あけぼの子どもの森公園 「子ども劇場」
ホームページ
「さわだ」の肉うどん
 「さわだ」の肉うどん(大盛)(500円)
加治丘陵近辺にはうどん屋が多いが「さわだ」もそのひとつ。素朴な味わいの手打ちの武蔵野うどんで、「舞台」のあるユニークな店内が面白い。
さわだ 入間市根岸461-1 TEL:04-2936-1726
営業:10:30~14:00 休:月・金

(写真・文:山本英二)