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男と女の小話 【いつまでも男と女】

体の若さに負けないように心の若さを持ち続けたい [ライター 原 純]

スポーツやサプリを処方して体は若々しく保っても、心の若さはどうですか?「男は男」「女は女」の気持ちを持ち続けること、それってとても大切なことではないでしょうか?
今回は男と女の小さなお話、フィクションかノンフィクションか、それはあなたの心におまかせ。

「見てるだけ」
買い物帰りには必ずカフェに寄る。カフェといってもセルフサービス形式のどこにでもよくあるチェーン店だから足しげなく通ったって、誰も気にはとめない。私にはそこがいいところ。ある時たまたま座ったカウンター越しに見えた彼、アルバイト学生だろう。面長の顔立ちにショートヘアが好みのタイプ。コーヒーを入れる手がきれい。どうこうするつもりなんてない。ただなんとなく見ていたいだけ。でも心の奥では「私に気づいて」と思っていたりして・・・。55歳にして純情な片思いなのです。ちなみに私は主婦です。

「すれ違い」
「私、そろそろ生理がなくなりそうよ」という妻に「これで気にせずに・・・楽しめるね」と返して以来、妻は私を拒否するように。どうして?体は大丈夫でしょ。あなたではない女性と気兼ねなく楽しんだら、まずいでしょ。彼女は言った「あなたは、私の体を何だと思っているの?」。これが男と女のすれ違いの始まりか。私はこれから先、どうすればいいのか。

「幸せの話」
長く入院生活を送っていた祖母。とうとう、その時がやってきてしまいました。お別れに皆が集まりました。祖母はみんなに向って「おじいちゃんと2人にさせて」と最後の言葉。何分たったでしょう。病室から出てきた祖父は頬を少し赤らめて言いました。「あいつ、私に胸を触らせた・・・」。それから1年後、祖父は祖母のところへ行きました。

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