読み物 - 連載モノ - 笑う熟年世代 - コント山口くんと竹田くんの笑う熟年時代 その1

コント山口くんと竹田くんの笑う熟年時代 その1

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山口「50歳からの生活情報誌、【熟年ばんざい】に今回から参加します山口君と竹田君です」

竹田「50歳から熟年と呼ぶならば、僕たちも遂に熟年の仲間入りですね・・・」

山口「熟年一年生ということで読者の皆様よろしくお願いします」

竹田「(高校三年生調)♪あああああ、熟年一年生 ♪僕ら離れ離れになろうとも♪♪」

291.jpg山口「下手な歌はいいから・・・」

竹田「では、踊りましょうか?」

山口「何を踊るつもりだ?」

竹田「チークダンス、お相手よろしく!!」

山口「お断りします!」

竹田「昔は、ディスコにはチークタイムがあったのになぁ」

292.jpg山口「ここはディスコではありません・・・それに君は若い頃、そのディスコでジョン・トラボルタ風味のナイトフィーバーして、膝の半月板を損傷したでしょう」

竹田「ハイ・・・面目ない(シュン)・・・この年になって後遺症の痛みが青春の思い出として付きまとっています」

山口「そうですよ、熟年の世代は、身体のあちこちに痛みを感じて青春時代を懐かしめるんです」

竹田「出来れば、痛みが出ないで青春時代の思い出を懐かしみたいです、竹田は」

293.jpg山口「甘い! 物忘れという武器を手にする熟年世代では、記憶だけに頼るわけにはいかないの。そして、痛みさえも懐かしめるような生き方をしてこそ健全な熟年世代の証だと思うけど、竹田はどう?」

竹田「この年になると青春のシンボルは、ニキビ痕だけじゃなくなるんですね」

山口「その通り! さて、話を変えますが、街を歩くとこの時期は、進入生や社会人の初々しい姿をあちこちで見ることが出来るだろ?」

294.jpg竹田「そうそう、あの姿を見ると自分も改めて初心に戻り頑張らないといけないと思う時があります」

山口「一年の計は元旦にありなんていって、お正月に立てた新たな目標が、日常の中で忙殺されてしまうことが多々ある中、この時期に初々しい姿を見ると、もう一度リセットし直すチャンスを神様が与えてくれたと思えるんだけど・・・」

竹田「その次のリセットチャンスは何月頃にありますかね?」

山口「そんな奴は、最初から計画なんて立てないほうがいい! 調度この時期だからいいんだよ」

竹田「そうか・・・僕は焼酎が好きなので、色々な日本の焼酎について徹底的に勉強しようと元旦に誓ったんですが、少し怠けてました」

295.jpg山口「ほら! この時期は、春の訪れとともに寒さが緩むのと同じで、気持ちの部分でもどこかに緩みや油断の芽が出やすいから、注意するように、新社会人が俺たちに教えてくれているんだよ」

竹田「山口さんは、50歳になってから、やっと素直な考え方が出来るようになりましたね」

山口「ありがとう・・・」

竹田「あれ? 嫌味なんですけど・・・昔の山口さんなら厳しいツッコミが入っていたはずなのに」

山口「熟年になると、言っても無駄な人には、余計なエネルギーを使わないようになるんだよ」

竹田「さすが!・・・あれ!?・・・どうういうこと?・・・まっいいか!読者の皆さん、これからよろしくお願いします」

山口「ポジティブさだけは、相変わらずだ」
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