読み物 - 特集 - 終活 葬儀編

終活 葬儀編

タブー扱いで盲目は厳禁!事前の準備で安心

葬儀屋さんに言われるがままに
 最期の時は突然に訪れる。葬儀に慣れている喪主などいるはずもないので、なにもかもてんやわんやの中で進行していく。結局、葬儀屋さんに言われるがままの葬儀となり、そのため、葬儀の費用も無駄にかさむことになりがちだ。最期だから人並み以上には、と思うこともあるだろうが、そもそも葬儀の「人並み」がどんなものかもわからないので想像がしにくい。このことが言われるがままの状況に拍車をかけている。

事前相談を上手に活用しよう
 自らが進んで葬儀の準備をしておくことで、先述のような遺族の負担は当然減らすことができる。具体的な準備といってもすることはそう難しくない。業者に事前相談をすることだ。これによって、かかるであろう費用を前もって見積もりしてもらうことも、自らの様々な要望を伝えることも可能になる。以前であれば大々的に行った葬儀も、最近では親しい者だけで行う家族葬や密葬と言った形が増えているようだ。どのようなスタイルで葬儀を行うかということを、家族と事前に話すいい機会にもなるだろう。

自身でプロデュースする葬儀
 生き生きとした遺影を残しておくことも、好きな音楽を流すことも、自分の個性を出して自らプロデュースすることができるのだ。先述の家族葬や、山や海、川、宇宙などに散骨をおこなう「自然葬」、はたまた本人が生きている間に行う「生前葬」など、現代では実に様々な葬儀の形がある。葬儀を行わない「直葬」を選択する場合も増えてきているという。そうした多様な選択肢の中から、本人の希望に合った葬儀を生前に選び、準備しておくことは、自分の人生を最期の最期まで生き抜くということと同じだ。準備しておけば、本人の希望に合った適切なところにお金をかけることも容易にできるだろう。自分の最期をタブー視せず、その人らしいエンディングを迎えられるように準備を怠らないようにしたい。

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