読み物 - 特集 - 【教えてドクターQ&A】所沢市 さけみ眼科

【教えてドクターQ&A】所沢市 さけみ眼科

Q見たい部分が歪んで見えます。 放っておいても大丈夫でしょうか?
A加齢黄斑変性の疑いがあります。失明を招きかねない疾患です。速やかに眼科で検査を受けてください。

加齢黄斑変性とは?
 黄斑(おうはん)とは網膜の中央にある物を見るために重要な部分で、この部分に異常が発生すると、視力が低下したり、ものの見え方に支障がでたりします。この部分に、網膜の外側にある脈絡膜から網膜に向かって、新生血管という異常な血管が生えてくることが原因です。この血管はもろく破れやすいため、出血したり、血液中の成分がもれ出して黄斑部が腫れ、そのため、ものが見えにくくなってしまいます。視覚障がい者の原因の第4位の病気であるのにも係らず、一般にはまだ良く知られていないのが実情です。

症状・検査方法は?
 物がゆがんで見える、中心が暗く見える、ぼやけて見える、不鮮明になる等で、見たいところが見えないなど、日常生活に支障をきたします。検査は、問診のあと、視力検査、眼底検査、網膜断層検査などを行います。

この病気になりやすい人は?
 年をとれば誰にでも起こる可能性があります。喫煙、肥満、日光等がリスクを高めると報告されています。中でも喫煙は、そのリスクが大きいとされています。

どんな治療をするのでしょうか?
 過去、レーザー光で焼き固める治療が主流でしたが、網膜へのダメージが軽減された、光線力学的療法が行われるようになりました。この治療は視力の改善が期待できないことから、症状が進行した方のみ受ける治療です。
 しかし最近、抗血管新生薬療法と呼ばれる画期的な治療が誕生しました。新生血管の成長や血液などの漏出を抑え、ある程度の視力の向上や進行を遅らせることが期待できるものです。通常月に1回、合計3回、眼球に直接、薬剤を注射します。その後経過を見ながら必要に応じで再注射します。
 この病気は放っておくと、症状がどんどん進行しますので早期発見、早期治療が非常に大切です。目は二つあるので、片方の目が異常でも、一方の目で補うため、なかなか気づきにくい場合があります。目がかすんだりよく見えないと感じたら、歳のせいだと決めつけないで、早めの受診をお勧めします。


回答者
さけみ眼科院長
酒見 文人 先生
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昭和63年3月 防衛医科大学校卒業。
防衛医科大眼科学教室入局。以後、防衛医大病院、自衛隊中央病院、自衛隊福岡病院、福岡日赤病院などで研修を重ねる。  平成6年11月 所沢市狭山ヶ丘にさけみ眼科開院。医学博士、日本眼科学会認定眼科専門医。

さけみ眼科
tel. 04-2947-4382
所沢市狭山ヶ丘 1-2994-5
◎休 診/水・日・祝・土午後
◎受 付/9:00~12:00
     16:00~18:00(受付15:30~)
◎交 通/西武池袋線狭山ヶ丘駅
     西口徒歩1分
◎駐車場/有(10台)
http://www.sakemi-ganka.com/

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