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「ぬかづけ」に注意!

転倒防止のための住まいの安全対策

 今回のお話は、「ぬか漬けを食べて元気になろう」ということではありません。「ぬかづけ」とは転倒の主な原因の文字をとったものです。
 歳をとると転倒しやすくなるのには大きく分けて2つの原因があげられます。それは内的要因と外的要因で、内的要因は身体機能の低下や薬の服用数など自分では直ぐに変えられないものです。一方、外的要因とは、建物の構造、道路の状況、履き物などを指し、これらは自分の心がけで改善することができます。そこで、転倒しやすい場所をチェックするための合い言葉「ぬかづけ」をぜひ覚えて転倒防止に役立てましょう。この「ぬかづけ」とは「れている」「いだん」「片づけられていない」というものです。
 ではこのリスクを、どう防いだら良いのかを考えてみます。

ぬれている
ぬかづけ.jpgのサムネール画像
 濡れていると床が滑りやすいので転倒の危険性が高まります。水をこぼした時にはすぐに拭き、床が濡れても滑りにくい材質に変える事を考えましょう。滑らないようマットを敷く場合、厚みが薄くマット自体が滑らないものを選ぶなど注意が必要です。浴室の各所に手すりをつけたり、浴槽の底に滑り止めを付けることも有効です。

かいだん
 階段や段差などは転倒のリスクが高いのは分かりやすいと思います。手すりを取り付けるなどの対策が有効です。また、歳をとると視力が落ちてきます。薄暗い場所は日中でも照明をつける、夜間は常夜灯などで足元を明るく、段差部分に目立つ色の滑り止めテープを貼る等の対策をとりましょう。

片づけられていない
 片づけは先ずやるべき一番の対策。床に物があれば直ぐに片づけ、日常的な動線上には物を置かないようにしましょう。電気のコードなどは邪魔にならないよう部屋の隅に固定。じゅうたんやマット類は、裏面の四辺を両面テープで貼り、たるみがないように床に固定するなどの対策をとりましょう。