連載 小さな旅 - 水上バスの旅 浅草~お台場

水上バスの旅 浅草~お台場

お手軽に楽しめる非日常の世界東京クルーズ


流線型の水上バス、ホタルナ

 上野から銀座線で浅草駅へ、水上バス乗り場は駅から直ぐだ。せっかくだから浅草寺へお参りしていこう。地下鉄駅の目の前の雷門をくぐると仲見世通り。仲見世通りには雷おこしや人形焼きを中心に着物屋まで多くの店が並んでいる。仲見世通りを抜け、宝蔵門をくぐると浅草寺本堂に着く。お参りをすませたら、乗船場の直ぐそばの神谷バーへ。明治13年に創業、昔ながらの下町情緒が味わえる、日本でおそらく一番有名なバーだ。ここの名物はなんといっても電気ブラン。琥珀色のほんのりとした甘みのカクテルは、どこか懐かしい気分にさせてくれる。  さて、いよいよ乗船の時間がやってきた。現れたのは、流線型で近未来の宇宙船のような水上バス「ホタルナ」。低い船体は、隅田川に架かる橋をくぐるためだ。漫画家の松本零士氏がプロデュースした華麗な船体。「ホタルナ」は人気があるので予約をお勧めする。水上バスのルートは、隅田川を下り日の出桟橋を経由して、お台場海浜公園にむかうコースだ。浅草を出たらまず吾妻橋から、勝鬨橋まで14もの橋をくぐる。文化財に指定された橋も多く、それぞれの橋のデザインや構造を見るのも楽しみだ。勝鬨橋をぬけたら、一気に川幅は広がり、もうそこは東京湾だ。目の前にレインボーブリッジが迫ってきたら、終点のお台場は直ぐ。約1時間40分の、ちょっと非日常を味わえる船の旅だった。
水上バス「ホタルナ」の予約はこちらから

1.仲見世
雷門から宝蔵門までの表参道の両側、約250mの間に並ぶ88軒の朱塗りの商店街。
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2.浅草寺
東京都内最古の寺で本尊は聖観音菩薩。浅草は近代以降も庶民の盛り場、娯楽場として発達し浅草寺はそのシンボル的存在であった。
台東区浅草2-3-1 ℡03-3842-0181
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3.神谷バーの電気ブラン
神谷バーは1階はバー、2階は洋食レストラン、3階は割烹となる。
台東区浅草1-1-1 ℡03-3841-5400
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4.吾妻橋
浅草を出発した水上バスは、先ず吾妻橋をくぐる。屋根のモニュメントが特徴的なアサヒビールのスーパードライホールの上に見えるのは、東京スカイツリー。
5.水上バス「ホタルナ」の内部
複雑な曲面で作られた、ガラス張りの天井。
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6.お台場に到着した「ホタルナ」

 (写真・文:山本英二)

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