丸の内イルミネーション

変貌する丸の内エリア

　オフィス街のイメージが強い東京・丸の内エリアだが、２００２年に新丸ビルが竣工して以降、商業施設や美術館などの文化施設が次々にオープンし、いまやビジネスパーソンだけではなく、多様な人々でにぎわう街へと進化を遂げている。
中でも、「丸の内仲通り」は、美しく街路樹が整備され、有名ブランドショップ、複合ショッピングセンターなどが建ち並ぶ。「丸の内イルミネーション」はここで開催されていて、丸の内エリアの冬の風物詩として定着し、今年で17年目を迎えた。
約１・２㌖におよぶ丸の内仲通りの２００本を越える街路樹が丸の内オリジナルカラーの「シャンパンゴールド」のＬＥＤ約１００万球で彩られている。使用される電球は、従来品より消費電力を抑えたもので、期間中に使用するすべてのエネルギーは、太陽光や風力などの自然エネルギーで発電されたグリーン電力が使用されるそうだ。
東京駅から丸の内仲通りを通って南へ日比谷方面に歩くと今春開業した「東京ミッドタウン日比谷」が現れる。映画館や劇場で賑わう文化の街・日比谷だが、ここ東京ミッドタウン日比谷を中心に、日比谷エリア全体でイルミネーションが展開されている。こちらも一緒に訪れるとよいだろう。