埼玉県ほぼ中央に位置する嵐山町(らんざんまち)。日本の国蝶「オオムラサキ」の生息地と知られ、町名の由来となった紅葉の名所、嵐山渓谷(らんざんけいこく)でも有名だ。
この嵐山町に、日本最大級の規模のラベンダー園が、今年6月にオープンする。その名称は「千年の苑(その)ラベンダー園」。ラベンダーは地中海沿岸原産のシソ科の常緑性低木で多年草植物。鮮やかな紫色の花と、優雅で豊かな香りが魅力だ。強壮や鎮静、体の不調を整える効果が期待できることから、昔から薬用植物として使われてきた。ここでは、約8㌶の農園に約5万株のラベンダーを栽培。開花の時期の6月8日(土)から7月7日(日)までの間、「らんざん ラベンダーまつり」が開催される。園内の一部にイベント広場が設けられ、ラベンダーの摘み取りやラベンダースティック等の手芸体験、町内で収穫された新鮮な農産物、特産品やラベンダーを使った商品などが販売される。
またここは、バーベキューや川遊びで賑わう嵐山渓谷にも近い。散策道も整備されているので、一緒に訪れたい。