日本の夏の風物詩と言えば「夏祭り」。七夕、盆踊り、縁日、花火など、楽しい行事が目白押しの季節です。
日本の文化として紡がれてきた祭りは、古来より祭事や神事として、祈りや奉仕の心を込めて行う由緒正しいものから、地域で行う行事といった身近なものまで数多くあり、そのどれもが心引き寄せられます。
浴衣を着て涼を感じる風情豊かな祭りから、熱気や迫力ある感動みなぎる祭りまで、日本人には切り離せない祭り。今回は今年の「夏祭り」スポットを紹介します。
(写真提供/岡田 充 文/高橋牧子)
①川越氷川神社風の鈴祭り
川越の夏と言えば「風鈴」。涼やかな音色を奏でる2000以上の江戸風鈴が、境内の至る所に飾られ、色鮮やかに夏を彩る。本殿横の長さ8mもある風鈴回廊は、期間中ライトアップされ、しっとりと幻想的な雰囲気に包んでくれる。川越氷川神社は1500年前に創建された由緒ある神社で、ご利益は家庭円満・縁結びとあり多くの参拝客が訪れる。

開催日/6月28日~9月15日
所在/川越市宮下町2-11-3(川越氷川神社境内)
交通/西武新宿線「本川越駅」徒歩25分
②野老澤(ところざわ)行灯廊火
所沢市街地のオアシス「神明神社」の境内に約200個以上の地口行灯が並べられる「行灯廊下」は、所沢の夏の夜祭として恒例となった。階段の上から眺める行灯が美しく、非日常を演出。ジャズバンド、ダンス、模擬店も出店され、縁日のにぎやかさも楽しめる。

日時/7月19日(土)16時~20時30分
所在/所沢市宮元町1丁目2‐4
交通/西武新宿線「航空公園駅」徒歩8分
③浅草サンバカーニバル
浅草の街を華やかに彩る「サンカーニバル」は、ブラジルのリオのカーニバルを再現するサンバの祭典。第40回記念イヤーの今年は、パレードに加えブラジル物産展も開催。本場にも負けない熱気溢れるシーンやパフォーマンスで盛り上がり、50万人もの観客を魅了。

開催日/8月30日(土)
場所/台東区浅草パレードコース
馬車道通り~雷門通り
交通/東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」
④高円寺阿波おどり
本場徳島阿波踊りにも負けない東京屈指の彩祭で、例年1万人の踊り手と100万人の観客が一体となり、街全体が熱気に染まる。

開催日/8月23日(土)・24日(日)
場所/杉並区高円寺南4丁目周辺
交通/JR線「高円寺駅」南口徒歩30秒
⑤ゆかたで銀ぶら銀座涼風計画(打ち水)
2007年から始まった凉を楽しむイベント。大人気企画「銀座涼風計画」は、銀座通りに涼風を吹かせ、夕涼みに最高。

開催日/8月2日(土)
場所/中央区銀座1丁目~8丁目周辺
交通/東京メトロ丸の内線「銀座駅」他
⑥隅田川灯篭流し
静寂な川面を流れる灯篭の美しさが水辺空間の憩いを演出。関東大震災や東京大空襲で亡くなった人の霊を弔い、吾妻橋のたもとから想いを込めて2000個の灯篭が流される。

開催日/8月16日(土)
場所/隅田川「吾妻橋」両岸(隅田川親水テラス)
交通/東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩3分
