井の頭恩賜公園
所在地/東京都武蔵野市御殿山1丁目他
℡0422-47-6900
交通/JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」下車 徒歩5分
京王井の頭線「井の頭公園」下車 徒歩1分
豊かな自然と文化が融合 水と緑のオアシス
日本で最初の恩賜公園
「吉祥寺」駅の南側に位置する「井の頭恩賜公園」(通称井の頭公園)。大正6年に開園した歴史ある公園で、東京市が皇室の土地の下賜を受け整備されたものだ。第三代将軍・徳川家光が鷹狩りに訪れた際、湧水がほとばしるように出ているのを見て「井の頭」と名づけたとされる。「井」は水の出るところを意味し、井の頭池は神田川の源流であることから、この名にふさわしいといえるだろう。
桜やボート池で有名だが、広大な敷地には稲荷神社や弁財天などの社や、池に隣接して「井の頭自然文化園」の「水生物園」。さらに、公園通りの向かいには「井の頭自然文化園」の動物園や野鳥の森、彫刻家・北村西望の彫刻園がある。また、公園通りを南に進むと、テニスコートや競技場のある「井の頭公園 西園」、「三鷹の森ジブリ美術館」もある。 この公園の最大の魅力は豊かな自然。武蔵野の面影を残す豊かな緑と豊富な水、そこに棲む多様な生き物たち。春はソメイヨシノ・ヤマザクラが咲き誇り、夏はクヌギ・シラカシなどが生い茂る木陰の散策路が涼しく、秋はイロハモミジ・イチョウ・ケヤキなど池面に映るすばらしい紅葉を見ることができる。
公園の周辺には個性的な雑貨店やギャラリー、カフェも多いので、散策途中にグルメやショッピングまで満喫できるのも大きな魅力。都市と自然と文化が融合したこの公園で、心豊かになる休日を過ごしてみたらいかがだろう。
①神田川最上流部
井の頭池を源とする神田川。きれいな水と豊かな緑で都市の中の川とは思えない。
②「お茶の水」という名の湧水地。
③井の頭弁財天
水神の神で神田上水源を守護し、音楽、芸能の守護神でもあり江戸町人から信仰されてきた。
④井の頭自然文化園
東京都武蔵野市御殿山1-17-6
℡0422-46-1100 9:30~17:00 月曜日休園
一般 400円 中学生 150円 65歳以上 200円
日本で飼育されたゾウの長寿記録を更新し、人気者だった「はな子」のゾウ舎。
⑤井の頭自然文化園内の彫刻園
⑥公園の入口にある老舗焼き鳥店「いせや公園店」
庶民的な価格の人気店。℡0422-43-2806