まだ寒い早春の時期、桜よりも前に春の訪れを知らせてくれるのが、梅の花。近くに寄ると漂ってくる甘い香りをかぐと、一足先に春を感じる事ができます。真ん丸な蕾と小さな花びらが可愛いらしい梅の花は、桜とはまた違った魅力で春を待つ幸せな気持ちを運んでくれます。「梅の花」を訪ねて、一足早く目の前の春を探しに出かけてみませんか?晴れた日の青空に梅の花びらがよく映え、情緒を感じさせてくれるでしょう。 (写真提供/岡田 充 文/高橋牧子)
①ロウバイ香る里山の寺『全徳寺』
1560年代に複数の無住寺院を統合し創建されたと伝えられる全徳寺は、現在もその歴史と伝統を受け継いでおり、ロウバイの寺として知られています。1月下旬には、見事な美しいロウバイが咲き誇り、参拝者の目を楽しませてくれます。
現在の山門や本堂は、平成元年に完成されたもので、境内に入ると静寂な中に堂々とした本堂が一際目を引きます。観光協会の花の名所作りの一環として植樹された事でも有名な全徳寺のロウバイに、会いに出かけてみませんか?

所在/所沢市北野南2‐13‐5(駐車場有)
交通/西武池袋線「小手指駅」より西武バス「内手」徒歩5分、西武狭山線「下山口駅」徒歩30分
②『中山ぶどう園』の巨大な枝垂れ梅
狭山湖畔近くの美しい景観に溶け込む、中山ぶどう園の巨樹、枝垂れ梅が素晴らしい。夏のぶどう狩りや人気の直売の賑いとは違った趣を見せてくれるので、枝垂れ梅が咲く時期に行ってみたいスポット。近くには厳かな雰囲気の八幡神社もあるので、早春に併せてのんびりと訪ねるのもよいでしょう。

所在/所沢市三ヶ島1‐314(駐車場有)
交通/西武池袋線「小手指駅」より西武バス「大日堂」徒歩7分
③梅寺として親しまれてきた『清泰寺』の梅
450年以上の歴史を持つ清泰寺は、境内に数多くの梅の木が植えられている事から、「梅寺」として地域の人々に親しまれています。梅の開花時期は種類によって異なりますが、1月下旬からが一般的。敷地内には数種類の梅の木があるので、2月~3月下旬まで長い期間にわたり見頃を迎えてくれます。

所在/入間市宮寺609(駐車場有)
交通/西武池袋線「入間市駅」より西武バス「宮寺」徒歩1分
